リフォームとリノベーションはどこが違うのでしょうか。
詳しく解説していきます。
▼リフォームとリノベーションの違い
リフォームとリノベーションには、意味だけでなく工事期間や費用でも違いがあります。
■意味の違い
リフォームには老朽化した部分や壊れている部分を直すという意味があります。
内容としてはクロスの張り替えやトイレの便座の交換といった小規模な工事が当てはまるでしょう。
一方、リノベーションは既存の建物に大規模な工事を行い、新築の状態よりも機能を高めたり、付加価値をつけることを指します。
よくあるのが間取りの変更や配管の移動などです。
■工事期間の違い
リフォームの場合、工事する箇所が限られています。
内容にもよりますが工事期間は早ければ半日、長くても1ヶ月程度というものが多いです。
反対にリノベーションの場合はリフォームに比べて工事期間が長くなります。
解体工事が必要になることもあり、2〜3ヶ月程度かかることもあります。
■費用の違い
部分的な修復のリフォームに対し、既存の建物の間取りや配管を新しく作り変えていくリノベーションの方が工事範囲が広く、費用も高くなります。
また購入した中古住宅の築年数によっては、最初から計画していたリノベーション工事に加えて耐震工事も必要になることがあるので注意が必要です。
▼まとめ
リフォームとリノベーションには意味や工事期間、費用の面で違いがあります。
どのように暮らしていきたいかを考えながら、リフォームをするかリノベーションをするか検討すると良いでしょう。