リフォームでも住宅ローン控除の対象となるのでしょうか。
詳しく解説していきます。
▼住宅ローン控除って何?
住宅ローン控除とは住宅ローンを利用して家の新築や購入をしたときに、要件を満たすことで税金が戻ってくる制度です。
またリフォームや増築などで100万円を超える大規模な工事を行った場合にも、住宅ローン控除の対象になります。
入居してから10年間(入居する年によっては13年間)ローン残高の1.0%が所得税から控除され、引ききれない分は住民税からも控除となります。
▼住宅ローン控除の対象となるリフォーム工事とは?
ローン控除の対象となるのは、次のような内容です。
・増築、改築、建築基準法に定められた大規模修繕や大規模の模様替え工事
・床や階段、壁の半分以上の修繕または模様替え工事
・リビング、キッチン、浴室、トイレ、洗面所、納屋、玄関・廊下の一室の床や全ての壁の修繕または模様替え工事
・一定の耐震のための修繕または模様替え工事
・一定のバリアフリー改修工事
・一定の省エネ改修工事
この他に居住部分の工事費用がリフォーム費用の半分以上であることも求められます。
▼住宅ローン控除を受けるためには?
リフォームで住宅ローン控除を受けるためには、入居した最初の年は確定申告が必要になります。
会社員であれば、次の年からは年末調整での手続きが可能です。
▼まとめ
リフォームの金額や内容によって、家の新築や購入でなくてもローン控除を受けられます。
対象になるかが分からなければ、ぜひ依頼するリフォーム会社に相談してみてくださいね。