家を新築する時には、色々なことを選択しなければなりません。
屋根材もそのうちの一つかと思います。
ここでは、おすすめの屋根材についてご紹介したいと思います。
▼おすすめの屋根材
現在、使用されている屋根材の種類は大きく分けて4種類あります。
それぞれの特徴とメリット・デメリットについて以下に説明していきます。
■スレート材
一般的に使用されているのは、繊維とセメントを成型して作られている「化粧スレート」と呼ばれるもので、天然の粘土で作られている「天然スレート」は高価な上、割れやすいので今はあまり使用されていません。
・メリット・・・どんなデザインにも馴染み、断熱・遮熱性能に優れているため温度上昇を防ぐ効果があります。
・デメリット・・・耐久性を維持するために定期的な塗装が必要となります。
■ガルバリウム
アルミと亜鉛の合金でメッキ処理された金属系の屋根材で、最軽量の屋根材です。
・メリット・・・軽量であるため施工しやすく建物に負担をかけません。
耐震性もあり、カラーやデザインも豊富です。
・デメリット・・・表面に傷が出来るとサビてしまうことがあり、塩害地域は耐用年数が10年ほど短くなります。
屋根材には断熱性がなく、別途断熱工事が必要になります。他の屋根材と比較して雨音が響きやすいです。
■日本瓦
粘土や土から作られている和風の瓦です。
・メリット・・・重厚感があり、表面の塗装が不要です。
耐久性が高く、他の屋根材と比較して耐用年数が50~90年となっています。
断熱性・通気性・防水性にも優れています。
・デメリット・・・重さがあるため、地震の際に建物が揺れやすくなります。
瓦の割れ・剥がれ、接合部の漆喰などの点検は定期的に行う必要があります。
■セメント瓦
セメントから作られている瓦です。
・メリット・・・和風・洋風どちらにも合わせることができ、日本瓦よりも低コストで済みます。
・デメリット・・・日本瓦と同じく重量があり、定期的な点検が必要です。
表面の塗装がひつようとなり、劣化すると瓦そのものを交換しなければなりません。
▼まとめ
以上、おすすめの屋根材についてご紹介しました。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分の希望に合う屋根材を選びましょう。