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コラム

屋根の葺き直しと工程について

築年数が20年以上経過すると、屋根も次第に劣化してきてしまいます。
家の寿命を延ばすためには、雨風に強い屋根にしておくことが大切なんです。
しかし、屋根を一新するとなれば大きな費用が掛かってしまいますよね。
そのようにお困りの場合は、屋根の葺き直しを検討されてみてはいかがでしょうか。
今回は、屋根の葺き直しと工程について解説してまいります。

▼屋根の葺き直しとは?
屋根の下地補修、補強を行う作業を指します。
葺き直しのポイントは、再利用できるものはそのまま使用する点です。
瓦のズレや浮いている部分だけを直すという作業なども含みます。

■屋根葺き直しのメリット
・既存の屋根材を再利用できる
・環境に優しい
・葺き直しに比べて費用が抑えられる

■葺き直しで注意すること
葺き直しは、再利用できるものはそのまま使用することがほとんどです。
しかし、新品に比べると耐久年数は落ちるため、新品に取り替えるたほうが結果的に費用が浮く場合もあります。
また、葺き直しができない屋根材もあるため工務店や専門業者に確認が必要です。

▼葺き直しの工程は?
葺き直しの工程を分かりやすく解説いたします。
①屋根の状態を確認
屋根の状態を確認し、家主の要望や予算に合わせて提案や見積りを行います。
②足場を組み立て
屋根は高所作業になるため、家周りに足場を組む作業を行います。
③既存の屋根材を撤去
瓦や屋根材を丁寧に剥がします。
④下地の補修
腐っている場所があるか確認し、下地の補修、補強を行います。
⑤野地板を張り付け(交換の必要性があれば)
下地の上に野地板を張り付けていきます。
⑥防水シートの張り付け(交換の必要性があれば)
雨風に強い屋根にするため、新しい防水シートを張ります。
⑦防水シートを固定
浅木と呼ばれるもので防水シートを固定していきます。
⑧既存の屋根材の設置
既存の屋根材を再利用して設置します。
⑨棟瓦の設置(瓦の場合)
瓦を敷く場合は、棟瓦の設置を行います。
⑩棟の板金加工
雨水から家を守るために隙間を加工して埋めていきます。
⑪足場を撤去・掃除をして完了

▼まとめ
屋根の葺き直しは、再利用できるものはそのまま使用して作業を進めていきます。
一方、屋根の葺き替えという施工は防水シート、下地、野地板、屋根材まですべて新しいものに一新する作業を指します。
それぞれのメリットを理解した上で、業者さんとよく相談して決めるとよいでしょう。

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