天井には、いくつか種類があるのをご存じでしょうか?
どのような天井にするかで、部屋の雰囲気は大きく変わります。
そのため、家を建てる時に天井がなかなか決まらず困っているという方もいるでしょう。
今回は、天井の種類について詳しく解説します。
▼天井の種類
■平天井
天井のなかで、最もメジャーなデザインと言えるのが平天井です。
空間の雰囲気を邪魔しないシンプルなデザインで、洋室にも和室にも採用されます。
名前の通り表面が平らな天井ですが、目の錯覚で中央が低く見えるのを防ぐため、中央部分を持ち上げて造るケースもあります。
■傾斜天井
傾斜天井は、制限によって天井を水平にできない時によく用いられます。
傾斜にすることで水はけがよくなるため、浴室の天井を傾斜天井にするケースも多いです。
勾配天井や片流れ天井などと、呼ばれることもあります。
■掛込天井
平天井と傾斜天井を組み合わせたものが、掛込天井です。
天井の一部が水平で、そのほかの部分が傾いています。
和の雰囲気を感じさせる天井で、和室や茶室などに用いられます。
庇が天井と同じ勾配で、室内に入り込んでいるのが特徴です。
■折り上げ天井
玄関やリビングの天井によく用いられるのが、折り上げ天井です。
中央部分が一段高くなっているため、開放感が生まれます。
▼まとめ
天井の種類としては、平天井・傾斜天井・掛込天井・折り上げ天井などがあります。
それぞれの特徴を理解して、ご自身のイメージに合った天井を選びましょう。
『株式会社高梨建築』は、静岡でこれまで多くの大工工事やリフォームなどを承ってまいりました。
お住まいに関するお悩みを解決するサポートをいたしますので、お気軽にご相談ください。