木材は建築に欠かせない資材です。
一口に木材と言ってもその種類は1つではありません。
木材の種類とともにそれぞれの特性を知ることで、理想の家づくりに大きく役立つでしょう。
今回は、主な木材の種類と特徴を紹介します。
▼建築に使用する木材の種類
■無垢材
無垢材は1本の木から切りだした木材のことで、必要な資材の形に整えて使います。
1本の木そのものが資材になっているため、天然の風合いが楽しめます。
また調湿に優れていることも、無垢材の大きな魅力です。
形状は自然に生えている木とは変わりますが、木がもつ調湿機能がそのまま備わっています。
無垢材が湿度に反応し空気中の水分を吸収・排出するため、常に室内の湿度が一定に保たれるでしょう。
ただし、調湿性が高いぶん、湿気による変形が起こりやすい点に注意が必要です。
■集成材
細かい木のピースをつなぎ合わせた木材です。
集成材は1本からの切り出しではないため加工がしやすく、さまざまな形状の資材が作れます。
また無垢材と比較すると安価なことや、湿気の影響などを受けにくいことも魅力です。
▼まとめ
無垢材の特徴として、天然の風合いが楽しめる点や調湿に優れている点が挙げられます。
また細かい木のピースをつなぎ合わせた集成材は比較的安価で入手でき、加工がしやすいのが特徴です。
家づくりの際は木材の特徴を踏まえたうえで、適切なものを選ぶと良いでしょう。
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建築に使用する木材の種類
