建物に使用される漆喰は、石灰石を主原料とした自然由来の壁材です。
石灰石に水と熱を加えることで発生する「水酸化カルシウム」によって形成されています。
自然な風合いが魅力で体に優しいことで知られる漆喰ですが、どのようなメリットがあるのか知りたい方も多いでしょう。
こちらの記事では、漆喰を使用するメリットを解説しています。
▼漆喰を使用するメリット
■劣化に強い
漆喰は、石灰水に水を加えて焼き上げることで、硬くなる性質を持ちます。
二酸化炭素を吸収するとより耐久性が増すため、経年劣化に強い壁材です。
耐久年数は100年前後ともいわれており、高い耐久性からさまざまな建物に使われています。
■耐火性に優れている
火事が起きると建物が丸ごと消失してしまう可能性もあるため、災害の中でも特に注意しなければいけません。
そのため、建物に使う材料は耐火性に優れたものがチョイスされる傾向にあります。
漆喰は不燃性の材料のため耐火性に優れており、防火の対策としても適しているでしょう。
■湿度の調整が可能
自然の材料から作られる漆喰は、湿度を調整する機能を持ち合わせています。
高温多湿の環境の場合でも室内を快適に保ち、不快感を軽減できる性質があるのが特徴です。
調湿に優れている面から、結露を防止し建物の耐久性を向上させる優れた機能を持っています。
▼まとめ
漆喰は自然の材料から作られる壁材で、劣化や火災に強く、調湿に優れている性質を持ちます。
建物に使用するメリットが多いため、壁材としてさまざまな建物に使用されている建材です。
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漆喰を使用するメリット
