屋根にはさまざまな形状がありますが、その中に「片流れ屋根」という形状の屋根があります。
片流れ屋根は、一方向に勾配のあるシンプルな屋根の形状になっています。
シンプルでスタイリッシュな屋根なので近年人気の屋根の1つです。
今回は、片流れ屋根のメリット・デメリットについてご紹介します。
▼片流れ屋根のメリット
片流れ屋根のメリットについていくつかご紹介します。
■コストを抑えることができる
片流れ屋根の構造はシンプルなので材料や工事費用が他の屋根よりも抑えることができます。
修理やメンテナンスの際も費用を抑えることができます。
■太陽光パネルを取り付けられる
片流れ屋根はパネルを多く配置することができる形状になっているので、太陽光発電システムを取り入れる方も増えています。
屋根の傾斜が南を向きにすることで、太陽光発電量をたくさん得ることがができます。
屋根の傾斜角度によってはより高い太陽光発電の効果が期待できます。
■スタイリッシュなデザインで見た目もいい
片流れ屋根はシンプルなデザインが人気なので選ぶ方が多くいらっしゃいます。
外観ががスッキリしていて見た目や雰囲気が良いのもメリットの1つです。
■屋根裏のスペースを活用できる
片流れ屋根は傾斜をつけることで屋根と天井のスペースを作ることができるので、
収納部屋にしたりちょっとした部屋として使うことができます。
▼片流れ屋根のデメリット
片流れ屋根のデメリットについていくつかご紹介します。
■外壁や屋根に負担がかかりやすい
片流れ屋根の場合、軒先のない壁面は紫外線や雨風をまともに受けるので劣化しやすい傾向があります。
■雨漏りのリスクがある
片流れ屋根は、屋根自体は一面のみなので接続部分がないため雨漏りは少ないのですが、
野地板と破風板という部分のがあるのですがその2つの境目から雨漏りのリスクが高くなります。
▼まとめ
片流れ屋根はデザイン性も良くコストも抑えることができてメリットも多いですが
雨漏りのリスクもあるので防水性の高いものを使用したり、定期的なメンテナンスをしっかりと行いましょう。